みやぎのお米TOP > 知る > 宮城のお米の特徴

稲作に適した気候と豊かな水資源を活かし、米づくりに力を注いでいる宮城県。
仙台藩祖・伊達政宗の時代から今日に至るまで、全国有数の米どころとして日本の食卓を支えてきました。
長年つくられている「ササニシキ」や人気銘柄「ひとめぼれ」のほか、高級志向米「プレミアムひとめぼれみやぎ吟撰米」も誕生しました。また、食の安全・安心と環境保全に配慮し、農薬や化学肥料を半分以下に減らして栽培するJAグループ宮城の「環境保全米づくり運動」も活発。「おいしい」に「安心・安全」をプラスした環境にやさしい米作りが行われています。

風土に恵まれた日本屈指の米どころ

宮城県の夏は、昼は充分な日照に恵まれながらも夜には比較的涼しいという特徴があります。これが、稲の成長期から開花期において、健全な生育を促す好条件となっています。また、この昼夜の寒暖の差は、米の甘さを引き出すことにもつながっています。
このような豊かな環境により、「ひとめぼれ」や「ササニシキ」なども良質に育つのです。
宮城県では、二千年前には米作りが行われていたといわれ、最初は水の引きやすい比較的低い土地を利用し、水田にしました。江戸時代は沼や池が多かったことから、仙台藩祖・伊達政宗が、北上川や阿武隈川などの河川から安全な水を引ける堰をつくり、積極的な新田開発を進めました。そのおかげで、仙台藩は62万石の実質石高を超え、江戸中期には江戸に流通された米の3分の2が「仙台米」だったといわれています。


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